シリーズCで76億円の資金調達を実施しました!|オープン社内報「今月のカケハシ」
1月も後半に突入してしまいましたが、みなさまあけましておめでとうございます。カケハシ公式note編集部の鈴木です。本年もカケハシを、そしてこのnoteをどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年の10月から毎月公開している「今月のカケハシ」。一ヶ月間で起きたできごとや取り組みなどをお届けする月報です。今回は年をまたいでしまいましたが、昨年12月、また今年初旬のカケハシについておしらせしたいと思います。
12月、そして年明けすぐにも大きなトピックスが社内を盛り上げたカケハシ。そんな私たちの一ヶ月間をぜひ一緒に追いかけていただけたらうれしいです。
今月のカケハシ
まずは、カケハシのプロダクトについてのおしらせやメディア掲載情報、イベント開催情報など、全体会議で取り上げたトピックスをまとめてご紹介します!
シリーズCファーストクローズで76億円の資金調達を実施しました 🎉
カケハシでは複数の新規投資家および既存投資家を引受先とした総額約76億円の第三者割当増資を実施しました。これまで約55億円の資金調達を実施しており、今回の調達により累計資金調達額は約131億円となります。
今後は、既存サービスの拡充とともに、薬局の医薬品在庫情報を起点とした製薬メーカー・卸事業者・官庁等との連携による医薬品の流通最適化・供給安定化、処方情報の活用による服薬アドヒアランスおよび患者アウトカム向上を実現するための取り組みを行うなど、薬局とともに医薬品産業・医療産業全体へと視野を広げて医療の次世代化を支援していく所存です。
資金調達の詳細については、下記リリースよりご覧いただけたらと思います。これからも多くの方々のご支援を賜りながら価値貢献していきたいと考えておりますので、引き続きあたたかい応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!
また、今回の資金調達にあたり、多くのメディアに取材・掲載いただいています。こちらもあわせてご覧いただけたら幸いです。
▼ 日本経済新聞
▼ Forbes JAPAN
▼ DIAMOND SIGNAL
▼ ミクスonline
▼ ITmedia
▼ マイナビニュース
プロダクトトピックス
「Musubi Insight」ではアクセスユーザー数が12月に過去最高人数に到達。複数の機能開発も同時進行しており、今後ますます愛されるプロダクトとなれるよう事業を推進していく所存です。
掲載情報
12月も複数のメディアでカケハシの取り組みやメンバーをご紹介いただきました。資金調達関係の記事以外の掲載情報についてはこちらで取り上げたいと思います🎉
▼ AWS Startupブログ
▼ PHARMACY NEWSBREAK
アドベントカレンダー2022を開催しました🎁
2021年も開催した社内でのアドベントカレンダー企画を2022年も実施。エンジニアのみならず、マネージャーやデザイナーなどさまざまなポジションのメンバーが参加し盛り上げてくれました!
とくに、初日にCEOの中川が掲載した記事は社内外ともに反響の大きな記事に。CEOでありながらひたむきに技術と向き合い学び続けた姿勢、ぜひご覧いただけるとうれしいです(その他の記事もお目通しいただけたら、さらにさらにうれしいです……!)
今月のユーザーボイス
「ヤバいものが……」という神妙なスライドとともに、とある取り組みをシェアしてくれたのはPocket MusubiチームPMMの山﨑さん。彼のいう”ヤバいもの”とは、Pocket Musubiのユーザーさんやその先にいる患者さんの声を一覧化した社内用ツールです。
これは、Pocket Musubiをご活用いただいている患者さんを診療科別にリストアップ、そして、具体的な患者さんの様子を薬局さんにヒアリングして内容をまとめたもの。
Pocket Musubiを通じて、患者さんにどのような行動変容が生まれているのか。このリストを通して、日々薬局に訪れる患者さんについてのリアルな声をまとめることに成功しました。
こうした声は日々社内にも届いていますが、改めて一覧化することでその軌跡が見えたような気がしますし、今後の開発やサポートなどの役に立ってくれるツールとなることも予想されます。
日常業務もあるなかで丁寧にヒアリング内容をまとめてくれた山﨑さんにも、社内からは称賛の声が多数集まったのでした!
今月のリレースピーチ
カケハシの全社会議では、メンバーが持ち回りでバリューにまつわるエピソードを語る「リレースピーチ」を行っています。一人ひとりの実体験や声を知ることで、改めてバリューを理解し、自身の活動にも活かしてもらうことが目的です。
今回リレースピーチを担当したのは、Musubi InsightチームでPMMとして働く中山田さん。カケハシで働き続けた5年間を振り返りながら、ご自身が抱く仕事との向き合い方の変化について話してくれました。
中山田さんがカケハシで働くなかで意識するようになったことの一つが「最低限の価値をなるべく早く提供すること」だそう。なぜなら、次から次へと新しい課題が生まれる環境では、細かいことにこだわっていたら事がなかなか進まず、事業成長の妨げにもなってしまうからです。
「僕はもともとすごく細かなことにまで着目して仕事を進めたがる傾向がありました。けれど、それを周囲の仲間にも求めてしまうと、問題が解決せず一向に仕事が進みません。重要なポイントは押さえたうえで、まずは小さな価値提供をスピーディーに行っていく大切さをカケハシで学びました」と中山田さん。
バリューにもある「カタチにする」「変幻自在」などを意識したこれらの取り組みは、わかっていてもなかなかうまくできないことも多いものだなと感じます。中山田さんの本質的な行動や発言から、わたし自身も学ぶ機会をいただいたスピーチの時間となりました。
さて、中山田さんからのご指名で次回の発表者に選ばれたのは、SCMチームでPdMとして働く山田優花さん。来月はどういった話題が飛び出すのでしょうか、次回もお楽しみに!
今月のMVF
カケハシでは「Most Valuable “Furumai(ふるまい)”」通称、MVFの発表を全社会議のなかで実施しています。
いわゆる「MVP」ではなくあえて「MVF」としているのは、注目を浴びやすい大きな成果だけじゃなく、その背景にあるたくさんの人のたくさんの“ふるまい”にこそ注目していこうという思いから。
日常に埋もれてしまいがちなメンバーのグッドプレーやファインプレーに光をあてることで、新たな価値貢献のきっかけをつくることを目指して取り組んでいます。
今月贈られたMVFは164件、称賛された人の数は72名にのぼりました。そのなかから印象的だったものをピックアップしてお届けします🎉
今回届いた称賛は、入社からたった1ヶ月半でバグの爆速修正に携わるメンバーのアクション、専門外の知識を身に着け部署内で力を発揮するメンバーやそれを支えるチームの変幻自在ぶりについて。
仲間からの称賛を受けて、井上さんは「入社したばかりのフレッシュな状態だからこそ気付ける点がありました。ただ、それをレビューしてくれる環境あってこその修正数なので、チームへの感謝も忘れずにいたいです」と謙虚にコメントしてくれました……!
与えられたり目の前にただあるだけの仕事をこなすのではなく、自らの意思でプロダクトをよくするために、自分自身の視野を広げるためにと行動するスタンスはまさにバリューを体現したもの。
前向きな彼らの行動力に、社内からも「すごい!」「負けてられない!」と、さまざまな声が集まりました!
おわりに
2023年、最初の全体会議ということもあってか、多数のトピックスが盛り込まれた今回。予定時間に収まらないのではないかと思うくらいのボリューミーな内容でお送りされていきました。
さて、今回も全体会議の最後にはアンケートを実施し、みんなの意気込みを集計。一年のはじまりなので気合の入ったコメントが多く、読んでいるだけでわたしも感化されていきました。今年も一年がんばるぞ!
それでは「今月のカケハシ」は以上で締めたいと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。また来月の社内報でお会いしましょう!