
サイエンスとテクノロジーでエンジニアのモチベーションをハックする|カケハシずかん【no.0027 川下洋輔(エンジニアリングマネージャー)】
こんにちは、カケハシ公式note編集部です。
毎週木曜日にお届けしている「カケハシずかん」。今回はエンジニアリングマネージャーの 川下洋輔 さん です!
カケハシ社内での川下さんの印象といえば、「スクラム」「物理学(無とは何か?)」、そして何より「カケハシ初の“出戻り”(アルムナイ)メンバー」だということ。
ある意味、第三者的な目でカケハシを見ることのできる川下さん。裏表のない率直な言葉でカケハシを語ってくれました。

16personalities - 論理学者 (INTP-T)
Q1 . カケハシでのお仕事は?
認証や認可、ユーザー情報の基盤を担うチームで、エンジニアリングマネジメントと開発ディレクションを担当しています。
Q2 . これまでの経歴は?
大学では物理が好きすぎて、というかこの世界がどういう原理で成り立っているのかを知りたくて、博士号までとってしまいました。ただ、なかば趣味みたいなものだったので、仕事にする自信はなく……。
研究でコンピューターシミュレーションをしていてプログラミングやっていたので、なんとかなるだろうくらいの軽いノリで不動産業界向けSaaS企業にソフトウェアエンジニアとして入社しました。そこで8年ほど勤めて、カケハシに転職、紆余曲折あって(一回やめて出戻っています)今に至るという感じです。
出戻って最初はブランディングチームのディレクションなどもやっていたので、ソフトウェアエンジニアリングだけってわけではありませんが、一貫してディレクション(主に進行管理)とチームビルディング、ピープルマネジメントをやっている感じです。
Q3 . どうしてカケハシへ?
当時のCTOが、働く人と組織を大事にしていた点ですかね。
大事にしているというのも、やさしいとか心地よいとかそういうハートフルなものではなく、事業を成功させるためにはアジリティの高い組織が必要だという強い信念があり、そこに共感したという感じです。
Q4 . 実際に働いてみてどうでしょう?
マルチプロダクトだし、各チームが自律的に動いているので、チームに閉じて活動できる範囲ではアジリティ高くいろいろなことにチャレンジできる反面、全社で統制がとりづらい状況になっているので、プラットフォームを担うチームとしてはそこは大変というかやりがいがありますね(笑)。
まあ、未だにカオスというかスタートアップらしいというか……。
Q5 . 「カケハシらしさ」とは、どんなところ?
良い面、悪い面、両方あると思いますが、個人もチームも自律的に活動できる点。
それと、予測が困難で不確実性が高い状況の中で、試行錯誤しながら前に進んでいっている感じなところかなと思います。
Q6 . 「ここがヘンだよカケハシ」どんなところ?
コロナ前からリモートワークを前提としている点かなと。
入社のときに、「自分が一番パフォーマンスが出せる場所と時間を自分で選択してください」って言われました。
Q7 . 推しバリューはどれ?
「無知の知」
科学の基本なので。
カケハシのように、今の世の中にはない新しい価値や考え方、行動様式を生み出すには科学的な試行錯誤が必要だと思いますし、科学的な試行錯誤の前提として「無知の知」は必要だと思っています。
Q8 . カケハシで実現したいことや夢は?
「サイエンスとテクノロジーでエンジニアのモチベーションをハックする」っていうのが個人的なミッションなんですが、それを探求しつづけられるといいなと思います。