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どうなる、処方薬配送・受け渡しの未来。「ラストワンマイルDAY」を開催しました

9月9日、カケハシ主催としては過去最大クラスの規模となるイベント「ラストワンマイルDAY ~知る・ふれる・つながる未来~」をリアル会場・オンラインのハイブリッドで開催しました。

テーマは、処方薬の配送・受け渡し、いわゆる“ラストワンマイル”サービス。オンライン診療・オンライン服薬指導が現実となり、いよいよ注目度が高まっている分野です。

今回はその最新情報を一挙にキャッチアップできる機会として、ラストワンマイルサービスの前提となる「電子処方箋」の社会実装をリードする行政や、配送のプロフェッショナル、サービス活用にいち早く取り組む薬局経営者などキーパーソンによる講演・パネルディスカッションを実施。

また会場では、業界初となる“薬局向けラストワンマイルサービス展示会”を開催。多くの方にご参加いただくことができました。

講演では、まず厚生労働省の伊藤建さんが登壇。薬局DXに向けた行政の最新動向をテーマに、運用開始を控えた電子処方箋やオンライン資格確認システムの導入についてご説明いただきました。

厚生労働省 伊藤建さん /大臣官房企画官(医薬・生活衛生局併任)

つづいて、セイノーホールディングス株式会社の須貝栄一郎さん、GENie株式会社の新谷謙大さんが登壇。「薬と安心を運ぶラストワンマイルサービス」と題し、実際のサービスの様子を映像や画像を交えてご紹介いただきました。

セイノーホールディングス株式会社 須貝栄一郎さん /ラストワンマイル推進チーム 新スマート物流推進プロジェクト担当課長
GENie株式会社 新谷謙大さん /事業推進本部・ARUU プロジェクトマネージャー

イベントを締めくくったのは、パネルディスカッション。たんぽぽ薬局株式会社の松野英子さん、株式会社新生堂薬局の水田怜さん、厚生労働省 伊藤 さんにご登壇いただき、カケハシ代表・中尾のファシリテーションのもと3つのテーマで議論を展開。

・薬局DXに向けた取り組みについて
・これから薬局が進むべき方向とボトルネックの解消

・患者に選ばれる薬局に向けた取り組み

薬局経営者のお二人から具体的な取り組みやその背景にある狙い・思いが熱く語られるなど、非常に有意義なセッションとなりました。

たんぽぽ薬局株式会社 代表取締役社長 松野英子さん
株式会社新生堂薬局 代表取締役社長 兼CEO 兼COO 兼CHO 水田怜さん
ファシリテーターを務めた、カケハシ代表の中尾

また、会場には実際の“ラストワンマイル”サービスがずらり。すでに非対面での処方薬受け渡し等で実用化されている「お薬ロッカー」や…

スマホで鍵を受け渡しできる次世代スマートロッカーの「SPACER」

即時配送プラットフォームの拡充を進めるデリバリーサービス……

処方薬の即時配送を発表しているデリバリーサービス「Wolt」

遠隔地への配送を目指すANAのドローンや、公道を使った実証実験も行われている配送ロボットの実機も!

ドローン物流社会の実現を掲げ、実証実験を重ねている「ANAホールディングス」
ZMP社の“人と共存する”宅配ロボット「DeliRo」

講演やパネルディスカッションの詳細は Musubi のWEBサイトでご紹介していますので、ぜひご覧ください。

会場に足をお運びくださった皆さま、オンラインでご参加くださった皆さま、そしてご登壇・ご出展くださった皆さま、本当にありがとうございました。

今後も医療体験・薬局体験の変化をとらえた企画を準備していく予定です。ご期待ください!

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