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これからの時代に“必要とされる”薬局・薬剤師のためのサービスに―Musubiが目指すもの

KAKEHASHIの現在のメインサービスが、クラウド型の電子薬歴システム「Musubi」(ムスビ)です。導入をいただいた薬局の方々からよくいただくのは「Musubiのコンセプトに共感した」という声。Musubiというサービスが、どんな思想のもとで開発されているのか。自らも現役薬剤師であるプロダクトオーナーの永瀬に語ってもらいました。

・薬局は「薬を受け取るところ」のままでいいのだろうか?
・薬局の数はコンビニより多い
・薬局の医療体験を変える
・業務過多に苦しむ薬剤師を救いたい
・これからの時代に必要とされる薬局・薬剤師へ

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薬局は「薬を受け取るところ」のままでいいのだろうか?

「薬局って、何するところ?」

もしあなたが薬剤師(あるいは医療関係者)でないとしたら、おそらく「薬を受け取る場所」とお答えになるのではないでしょうか。

しかし本来、薬局・薬剤師には薬を軸にさまざまな役割が求められているんです。患者さんの服薬状況の管理や、副作用等の説明・把握。場合によっては、処方した医師と連携をとって処方の見直しを促すことも。

そもそも医師は治療の専門家であり、薬の副作用や飲み合わせの問題を適切に管理するのは薬剤師の責務。「ドクターが処方している=適切に管理できている」というわけでは決してありません。

とはいえ、それだけの価値を薬局・薬剤師が提供できているのかというと、YESと言い切るのは難しいのが正直なところ。多くの場合、「薬を受け取るところ」というイメージ以上の価値を、患者さんに感じてもらえていないのが実情だと思います。

薬局の数はコンビニより多い

そんな薬局ですが、実はコンビニよりも数が多いんです。薬局は全国に約6万店舗。国内のコンビニ総店舗数を上回っています。

それだけの数の薬局が、「薬を受け取るところ」にとどまらず、より患者さんの健康や患者さん自身の健康意識を高めることに貢献できるようになったとしたら、どうでしょう。

多くの人のQOL向上を実現するとともに、超高齢化社会における重大な課題とされている「医療費の削減」に対する非常に大きな一手となるはず。

薬局が変われば、社会が変わり得るんです。

薬局の医療体験を変えるサービスを

こうした考えを前提に、私たちKAKEHASHIは薬局における医療体験をより豊かにすることを目指しています。そしてその実現に向けたサービスの一つが、クラウド型の電子薬歴システム「Musubi」です。

いまその患者さんに何が起きているのか。もし継続的に治療をうけている患者さんであれば、その症状は実は疾患ではなく、薬が原因で起こっているかもしれない。それを見極め、適切な対応をとるのが、薬剤師の本来の仕事です。

患者さんの変化に気づくには、まず「会話」がないと始まりません。とはいえ、ご本人にとって口にしづらい症状や、自分でも意識していないような日常のささいな変化を、「何か気になることはありますか?」といった問いかけだけで引き出すことができるでしょうか。

患者さんから重要な情報を引き出そうとするのであれば、そもそも「この人に相談したい」と思っていただけるだけの信頼感・安心感の醸成が必要ですし、ふとした変化を思い出していただけるような問いかけが必要なケースもあるでしょう。もう少し長い目でみると、薬の効果や副作用であったり、ご自身の健康に対して意識的になっていただくための投げかけも必要です。

そこでMusubiには、このような患者さんとのコミュニケーションのきっかけを作り出し、継続的にサポートしていくためのさまざまな機能を持たせています。

業務過多に苦しむ薬剤師を救いたい

このように薬剤師が患者さんに向き合う時間を増やそうとしたとき、その実現を妨げる大きなハードルがあります。薬剤師の業務負荷です。

患者さんの目に触れないところで、実はさまざまな仕事を抱えている薬剤師。その一つが、患者さんに対して行った調剤や服薬指導の内容を記録する「薬歴(薬剤服用歴)」の作成業務です。

薬歴は、患者さんの服薬状況を継続的に管理する上で重要な記録ではあるものの、その記入に要する時間は患者さん40人あたり約2時間。薬局の閉店後やシフト勤務終了後の「残業」で対応することが常態化しているケースも少なくありません。にも関わらず、より精緻な患者管理のために、薬歴のクオリティアップが課題視されることも……。

この状況を改善しない限り、現場の薬剤師が患者さんとのコミュニケーションに時間を割くことはできません。そこでMusubiではまず、薬剤師の薬歴作成業務の圧倒的な効率化とクオリティアップを同時に実現すべきだという考えのもと、機能開発を進めてきました。

そこで生まれたのが、「画面タップでの薬歴記録」という機能です。Musubiが表示されたタブレットPCを患者さんにお見せしながら服薬指導をし、その際に画面に表示されている指導内容をタップすれば、その内容が自動的に薬歴に保存される。つまり、患者さんへの服薬指導中に薬歴のドラフトが作成されるため、薬歴の記載時間を大幅に減らすことができるというわけです。

※機能の詳細は、MusubiのWebサイトをご覧ください。

これからの時代に“必要とされる”薬局・薬剤師へ

昨年末、厚生労働省の審議会で議論されてきた「薬機法等の改正」について、大筋の方向性が提示されました。

その内容を見ても、患者さんの服薬状況の把握・指導を継続的に実施したり、キャッチアップした患者情報を医師側に提供したり、地域住民の健康促進に対しても主体的に寄与することが期待されたりと、薬局・薬剤師に求められる役割は今後ますます高度化・複雑化していくことになりそうです。より“患者さん”を向いた専門性の発揮が問われるようになるのは間違いないでしょう。

それをサポートするサービスとして、Musubiを磨いていかなくては、というのがここ最近の強い思いです。Musubiを活用することで、薬局・薬剤師が、これからの時代にあるべき姿へとシフトしていく。そんな実例を、数多く作っていけたらと思っています。

実際のMusubiユーザーの声もこちらでご紹介しています

Musubi Webサイト 「ユーザーの声」はこちら
https://musubi.kakehashi.life/topics/002/

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株式会社カケハシ - KAKEHASHI

医療をつなぎ、医療を照らすーー。薬局・薬剤師向けに電子薬歴システム〈Musubi〉を展開するSaaS企業、株式会社カケハシ(KAKEHASHI)の公式noteです。KAKEHASHIにまつわるヒト・モノ・コトを幅広くお伝えしていきます。ぜひフォローを!
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