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”あの人”も涙した。医療スタートアップ設立5周年イベントの裏側

2021年3月30日に会社設立5周年を迎えたカケハシ当日は、特設ページの公開と100人超の社員オンラインイベントを開催しました。企画から実行までを担当した広報の高橋が、裏話を含めてリポートします。

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テーマは”原点回帰”。周年施策でメンバーの心をひとつに

カケハシの社員数は約140人。もともと大事にしてきた「メンバー一人ひとりが高いパフォーマンスを発揮するために自ら働く時間と場所を選択する働き方」は、新型コロナウイルス感染症の影響でさらに浸透しました。

社員数が増えサービスラインナップが拡大し、リモートワーク環境下で会社の規模が拡大するなか「対面で顔をあわせる機会の少ないメンバー同士が、周年施策をきっかけに絆を深められないか」と考えました。

そんななか決めたテーマは、”原点回帰”。「カケハシがどのように始まり、今まで歩んできたのか。創業メンバーや支えてくださったユーザー薬局の声を中心に5年間を振り返ることで、全メンバーの心をひとつにしたい」と施策を設計していきました。

具体的な手段としては、カケハシの歴史をともに刻んでいる現メンバーや、これから参画するメンバーにも共有できるコンテンツづくりを目指し、特設ページの公開とオンラインイベントを選択。5周年時点のカケハシを、後から利用できる資産としてアーカイブする方向に決めました。

準備期間は2カ月。コンテンツ制作の裏側

テーマとコンテンツの方向性を決めてから、本番までに残された時間は約2カ月。しかも、2月決算のカケハシは全社的に超繁忙期。タイトなスケジュールのなか、少数精鋭で準備することになりました。

本プロジェクトの事務局はコーポレート・デザイン(クリエイティブディレクター、人事、広報)の3人。開発やマーケティング、カスタマーサクセスなど社内の各チームから集まった有志メンバーの6人も含めた、計9人による毎週30分の定例会議が主な議論の場です。

それとは別に、社内懇親制度を利用した月1回のオンライン会も開催。”5周年施策ガヤ会”と称し、誰でも自由に参加して言いたい放題する集まりです。「どんなコンテンツが盛り上がるか」「もらって嬉しいグッズは何か」等、多様なアイデアが集まりました。ロゴ入り弁当のデリバリーは、ここから出たアイデアです。

プロジェクトを少数で進めざるを得ない状況下でも、より良い施策となるよう、他メンバーとの双方向コミュニケーションを心がけました

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代表が、メンバーが泣いた。イベントの模様

制作期間が実質1カ月だった特設ページも、イベント当日の30日午前に無事公開。カケハシのデータやユーザーアンケート結果など、初めて公開する情報も含めてお披露目することができました。

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30日午後は、2時間20分生放送の社内オンラインイベント。手元に届いたロゴ入り弁当と「カケハシで実現したい夢」のスライドを背景に、乾杯です。

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最初のコンテンツは、本イベントの目玉のひとつ「5年振り返りスライドショー」。スライド制作を担当したクリエイティブディレクター本人が司会を務めながら、関係者のコメントを拾う形式にしました。話す本人しか知らないような秘話が物語形式で綴られていき、Slackは大盛り上がり!

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実はここでひとつ隠し玉が。かつて創業期のカケハシを薬剤師として支えた社長・中尾のお母さまからのメッセージを仕込んでいたのです。「カケハシのNo.1ファンです。ずっと応援しています」というアツい想いが、中尾だけでなく多くのメンバーの涙を誘いました。

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続いては、もうひとつの目玉コンテンツであるユーザー薬局の声。テキストだけでなく、音声や動画で寄せられたメッセージを投影しました。

「時代の変革をしているかどうかその時は分からないものですが、私はカケハシがイノベーションを起こすと思っています。皆さんが業界を変える歴史の立会人なのです」(関西の薬局経営者)
「Musubiという最高のツールを活用するか台無しにするかは薬剤師にかかっています。これからもMusubiに頼りすぎず、頼っていきたいです」(関東の薬局経営者)

「感動した」「ユーザーに支えられて今のカケハシがある」等、メンバーからは次々と喜びの声があがりました。ちなみに、CEOの中川も顧客の声に泣いたとのこと!

メンバーだけでなくユーザーとも絆を深める施策に

3月30日は大きなハプニングもなく無事終了。公開した特設ページやオンラインイベントには、社内外からたくさんのコメントが寄せられました。

特設ページが素敵なのは、カケハシの想いと、全国の薬局薬剤師の想いがつながっている証拠ですね」(Musubiのユーザー)
「特設ページ用アンケートの回答ユーザーにお礼をお伝えしたら『Musubiのおかげで余裕ができて、趣味を再開できた』と嬉しいコメントをいただきました」(カケハシのメンバー)
カケハシに興味を持つ友人に5周年特設ページを送ったら、カジュアル面談につながりました」(カケハシのメンバー)
「イベントを通じて、カケハシの一員としての気持ちを強く持つことができたし、もっと貢献したいと思いました」(カケハシのメンバー)

カケハシの原点に立ち戻ることで、メンバー同士だけでなくユーザーとも絆を深めることができたのではないかと、事務局として胸がアツくなりました。

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会社設立3周年では、オフィスでファミリーデーを開催。今回の5周年では特設ページ公開と社内オンラインイベントを開催しました。会社のフェーズに合わせて施策を発案・設計・実行できるのは、柔軟でスピード感のあるスタートアップならでは。次の周年記念をどうしようか、今から楽しみです。

カケハシでは、「日本の医療体験を、しなやかに」というミッションに、ともに向き合っていただける仲間を募集しています。ご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。


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