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アドベントカレンダー

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カケハシ社員が綴る、一年の振り返りや自己研鑽にまつわる記事を集めました。アドベントカレンダーとして日々公開していますので、関連記事も合わせてご覧ください!
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#アドベントカレンダー

コミュニティが社内に受け入れられ、理解されるまでに必要な、「コミュニティ自体の盛り上がり」以外のこと

こんにちは。株式会社カケハシのユーザーコミュニティ「MusuViva!」で、コミュニティマネージャーを担当している伊藤と申します。 オープンから2年5ヶ月、立ち上げ開始からこの12月でちょうど3年を迎えるMusuViva!。 ようやくユーザーさんへの価値、そして社内への価値について、明確に語れる手応えのようなものが、得られてきたように思います。 アドベントカレンダーとして、こちらを書き残すことで、 「コミュニティは盛り上がってるけど、社内であまり理解してもらえない」 「会

親の治療に伴走して気づいたコミュニケーションの可能性

「お父さんの腰の調子が悪くてクリニックに通ってるけど、治らないのよ」 ある日、私のもとに母から連絡が入った。 「検査はしたの? クリニックの先生に相談してみたら?」 私のアドバイスを受けた両親は、クリニックに相談。大学病院での検査を経て病名が判明したものの、治療の過程で新たな病気が見つかり、別の病院で精密検査をすることになった。 不安がる母に代わり、診断結果と治療方針説明の場には、私と父が出席することに。病名や現在の状態、今後の治療について説明する主治医に対して、私は原因

会社員なんて向いてないって、とっくにわかってる

「軽度ではありますが、うつ病ですね」 目の前に座る精神科医がそう言葉にした。驚きはしない。「やっぱりそうか」と思った。むしろ、免罪符をもらえたような気がして、ちょっと安心すらしている自分がいた。つい数ヶ月前のできごとだ。 昨年の10月に会社員をやってみるという道を選んで1年と2ヶ月。苦しかった。心の底から苦しくて、毎日のように泣き続けて、途中からは涙も出なくなって、空虚のような心で生きていた。何度か辞めようと思案して、それでも続けてみたいと崖から落っこちそうな自分を奮い立

カケハシにデザイナーとして入社して3ヶ月が経ちました。

この記事は カケハシ Advent Calendar 2023 の 1日目の記事です🎄🦌🛷 お久しぶりです。UI/UXデザイナーをしているこにたんです。 noteを退職して、9月に株式会社カケハシに入社しました。 アドカレ1日目兼、入社エントリとして「なぜカケハシを新しい就業先として選んだのか」「この3ヶ月間どんなことをしたのか」等を、つらつら書きます。よかったらお付き合いください。 カケハシってどんな会社?引用の通り、医療領域の中でも薬局向けにサービスを展開する会社です

プロダクトマネージャーが重視したい「顧客」と「社内」2つの“解像度”

こんにちは。カケハシで新規サービスに関わるプロダクトマネージャーを担当している山本です。 プロダクトマネージャーという仕事は、一般的にはビジネス・顧客・開発のトライアングルを機能させる役割だと定義されています。 そのため求められるスキルもさまざまで、プロダクトロードマップ作成や仕様策定といったプロダクトそのものに関する知見はもちろん、Webマーケティング、データ分析やユーザリサーチ、プロジェクトマネジメント、エンジニアとしての経験もしくはエンジニアと会話できるだけの技術知

ひょんなことから、27歳、はじめての会社員

なんというか、その、転職をした。自分の人生で会社に所属する瞬間が訪れるはずはと思っていたが、想像よりもゆるやかに転職してしまった。 20歳でフリーランスのライターとして働き始めてから、丸6年。通っていた学校を中退してフリーランスになってしまったので、会社員という肩書きを身に着けたことはない。 実際のところ、フリーランスであり続けることには悩んでいたし、自分の行く末があまりに不明瞭で困り果てたこともある。それでも、フリーランスでいることを選んできたのには、少なからず意図があ

BtoB SaaSのプロダクトチームが顧客解像度を爆上げした3つの取り組み

カケハシでは薬局のあり方をアップデートし、医療体験をより良いものに変化させるための独自のプロダクトを展開しています。 社内には医療業界のバックグラウンドを持つメンバーも在籍していますが、その限りではないこともあり、プロダクト開発に携わるうえでは業界・顧客理解が重要視されることもしばしば。 そこで今回の記事では、医薬品在庫管理・発注システム「Musubi AI在庫管理」や新規サービスのプロダクトリードとしてチームを束ねる山本がチームで顧客解像度を高めるために行ってきた取り組

カケハシのアドベントカレンダー2021、始まります!

カケハシで開発ディレクター/スクラムマスターをしている 新田智啓です。 この度、カケハシ初の試みとなる「アドベントカレンダー」を実施することになりました! この記事はカケハシアドベントカレンダー2021の1日目の記事になります。 約1ヵ月間、メンバーが毎日かわるがわる「今のカケハシ」について発信をしていくアドベントカレンダー。今回は、取り組みのきっかけとカケハシの開発組織について紹介します。 カケハシはより多くの薬局課題を解決すべく、仲間をどんどん増やしています。社員数

非エンジニアCEOの僕だけど、カケハシをもっとテックな会社にしたくて、機械学習エンジニアを目指すことにした。

今日からカケハシ公式noteとTech Blog 連動で、アドベントカレンダー企画が始まる。そのはえある1日目を私にやらせて欲しいとしゃしゃり出たのにはワケがある。そう、ずっと前からあたためていたネタがあるのだ——。 ということで、カケハシでCEOをやっている中川です。 欧米のスタートアップって、イケてるエンジニア出身の経営者が山ほどいますよね。むしろ感覚的には、非エンジニア経営者のほうが珍しいんじゃないかというくらい。(あのイーロン・マスクも“エンジニア”ですよね)