マガジンのカバー画像

コト

108
カケハシの取り組み、考えや思い。会社の「リアル」をお伝えする記事をまとめています。
運営しているクリエイター

#エンジニア

エンジニアと社会課題をつなぐ、“カケハシ”としてのDevRel。

テック系大手にはじまり、最近ではスタートアップでの取り組みも見られるようになってきた「Developer Relations」(DevRel)。エンジニアコミュニティにおける自社の技術ブランディングや、それに伴う社内外のエンジニアとの関係構築、さらにはエンジニアがベストパフォーマンスで働けるような社内施策、環境づくりなど、エンジニアを対象とした幅広い活動を意味します。 カケハシも数年前に KAKEHASHI Tech Blog を立ち上げ、エンジニアの自主的な取り組みの一つ

今日の改善が未来の医療体験をつくる。カケハシ新CTO湯前の所信表明

この度、CTOに就任した湯前(@yunon_phys)です。 カケハシに入社してちょうど1年、このタイミングでCTOという重責を預かる機会に恵まれたことにとても感謝しています。社内のメンバーと今後の開発組織のあり方について議論するたびに、寄せられる期待の高さをひしひしと感じています。 カケハシは昨年、シリーズCで総額94億円の資金調達を行い、次のステージに向けて事業展開を加速しているフェーズにあります。多様なバックグラウンドをもつ優秀なメンバーが350人以上、そのうち開発

プロダクトマネージャーが重視したい「顧客」と「社内」2つの“解像度”

こんにちは。カケハシで新規サービスに関わるプロダクトマネージャーを担当している山本です。 プロダクトマネージャーという仕事は、一般的にはビジネス・顧客・開発のトライアングルを機能させる役割だと定義されています。 そのため求められるスキルもさまざまで、プロダクトロードマップ作成や仕様策定といったプロダクトそのものに関する知見はもちろん、Webマーケティング、データ分析やユーザリサーチ、プロジェクトマネジメント、エンジニアとしての経験もしくはエンジニアと会話できるだけの技術知

今あえて伝えたい、カケハシの技術経営に“足りない”もの

最初のプロダクト「Musubi」の開発・運用からスタートしたカケハシの技術組織も、今では複数のプロダクトを20チームで分担する大所帯となり、大きな過渡期を迎えています。 今回はこの先に見据えている技術組織の新体制と、その実現に不可欠な新たなリーダー像について、CTO海老原とCEO中川に語ってもらうことにしました。カケハシの技術経営に“足りない”ピースとは何なのか? なかなか言葉にしづらい部分ではありますが、エンジニアリングチームの組織開発を担当している今井が聞き手となり、掘

Musubiのこれから。Musubiユーザー薬局6,000店舗突破のリリースに添えて

こんにちは。カケハシ CEOの中川です。 本日、Musubiユーザー薬局が6,000店舗を突破したというリリースを出しました。 全国の保険調剤薬局の数が約60,000店舗といわれており、そのうち1割の薬局さまがMusubiをご活用くださっていることになります。2017年のサービス開始から約5年。歴史も後ろだてもないなかで生まれたMusubiが今日に至っているのは、ひとえに多大なご支援をくださっているユーザーの皆さまのおかげです。この場を借りて、御礼申し上げます。 創業期

techスタートアップらしさとは結局なんなのか

この記事はカケハシアドベントカレンダー2021 25日目の記事になります。 株式会社カケハシ 取締役CTOの海老原です。少し前に、一週間ほど休みをとって何もせずゆっくり考える時間が取れたことがありその時にとりとめもなく考えたことをまとめてみようと思います。 ・・・ そもそも重要なのは“tech”なのか?これはある種の言葉の綾に近い話なのかも知れないが、例えば「techスタートアップらしさを強めていく」といったテーマについて議論する際になんとなく違和感があるというか、重要

0.1人のPJが2年後には50名超に!オンライン世代のオフサイトMTG

こんにちは。AI在庫管理のプロダクトリード(PMM、PdM、営業、CSなどプロダクトの開発以外のとりまとめ役)をしている山本です。  withコロナ時代のカケハシは採用面接、入社後OnBoarding、チーム内での通常業務、ディスカッションなど全てのアクティビティがZoomやSlackなどオンラインコミュニケーションにて行われています。   Musubi AI在庫管理など新規領域を担う私たちのチームは、チームの本格組成がコロナ禍の2020年6月だったこともあり、リアルで各メ

PdM/PMM組織1年目の現在地

こんにちは。カケハシで「Musubi AI在庫管理(以下AI在庫管理)」と新規サービスのプロダクトリード(PdM/PMMとかのまとめ的な仕事)をしている山本です。 この記事はカケハシアドベントカレンダー2021の2日目の記事になります。 今日は、カケハシで今年から発足したPMMの実際とスクラムチームとの関わり方などのリアルを振り返りたいと思います。僕自身の1年を振り返ると、2021年1月時点ではAI在庫管理のPdM、3月からはAI在庫管理のPMM、9月のAI在庫管理のリリ

カケハシのアドベントカレンダー2021、始まります!

カケハシで開発ディレクター/スクラムマスターをしている 新田智啓です。 この度、カケハシ初の試みとなる「アドベントカレンダー」を実施することになりました! この記事はカケハシアドベントカレンダー2021の1日目の記事になります。 約1ヵ月間、メンバーが毎日かわるがわる「今のカケハシ」について発信をしていくアドベントカレンダー。今回は、取り組みのきっかけとカケハシの開発組織について紹介します。 カケハシはより多くの薬局課題を解決すべく、仲間をどんどん増やしています。社員数

BtoB SaaSならではの共通課題を語り合い・学び合う合同イベントをClassi株式会社と開催しました

こんにちは。カケハシでプロダクトマネージャーをしている金田です。 今回は、2021年9月8日にClassi株式会社(以下、Classi)と合同で開催された Lightning Talk Session イベントについてのレポート記事をお届けします。 なお、この記事はClassi側で掲載されているブログ記事と2つで一つの構成になっていますので、ぜひそちらもあわせてご覧ください。 なぜ合同イベントを開くことになったのか私は2020年1月に株式会社カケハシに入社したのですが、そ

プランナーの僕が「Musubi AI在庫管理」の開発に強烈なクラフトマンシップを感じた理由。

はじめまして。AI在庫管理のプロダクトリード(PMM、PdM、営業、CSなどプロダクトの開発以外のとりまとめ役)をしている山本です。 前回はエンジニアメンバーが開発目線でAI在庫管理をご紹介しましたが、今回は企画寄りの目線で、プロダクトと開発について書いてみたいと思います。 山本 惇一(Junichi Yamamoto) 一橋大学商学部卒業後、東日本電信電話株式会社入社。シンクタンクに出向し国内外のICT動向のリサーチ、グループ子会社でWi-Fiアプリのプロダクトマネージ

カケハシのプラットフォームチームを紹介します

こんにちは。プラットフォームチームのプロダクトマネージャー金田です。 カケハシでは、プロダクトごとの開発チームが独立して存在していますが、プロダクト横断チームとして、プラットフォーム/共通基盤開発を担う「プラットフォームチーム」が存在します。プラットフォームという言葉には様々な意味が含まれるため、今回はカケハシのプラットフォームチームがどのような領域を担当していて、どのようなビジョンを実現しようとしているのかをご紹介します。 ・・・ プラットフォームチームの担当領域 カ

カケハシの面接でよくいただく質問と回答(エンジニア編)

【会社やプロダクトについて】Q. カケハシって何をやっている会社ですか?日本の医療体験を、しなやかに。 このミッションのもと、日本に約6万店(コンビニの店舗数以上)ある調剤薬局のDXを推進する各種プロダクトを展開しています。 こちらは、実際のユーザーのリアルな仕事風景を捉えたドキュメントムービーです。 Musubi薬局ドキュメンタリーvol.01「古くてあたらしい薬局」 Musubi薬局ドキュメンタリーvol.02「1.5歩先の薬局」 Q. どんなプロダクトがあります

カケハシの新プロダクト「薬局向けAI在庫管理サービス」の開発を初公開します

はじめまして、AI在庫管理サービスのスクラムマスターをしている新田(しんでん)です。今回は、私たちが新規事業として開発を進めている医薬品のAI在庫管理サービスの開発現場についてご紹介します。 調剤薬局向けバーティカルSaaSの新規プロダクト開発において、エンジニアがいかにしてプロジェクトを進めているのか——。AWSなどの新しい技術を適応させ、薬剤師から直接のフィードバックを受けながら、薬 × 在庫管理 + AI という複雑性を備えるプロダクトに挑んでいるチームの現状も含めて