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カケハシの取り組み、考えや思い。会社の「リアル」をお伝えする記事をまとめています。
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#Musubi

一人の“熱”から始まった、カケハシ恒例「薬科大・薬学部の全国行脚」

その名は、工藤知也。カケハシを代表する薬剤師メンバーの一人です。 実はカケハシ、全国の薬科大・大学薬学部にて、薬学生向けの出張講義を行なっているんです。2024年度は、現時点で全国10大学をまわる予定になっています。 「いち企業が、なぜそんなことを?」 「いったいどんな話をしているの?」 今回は、実際の講義の様子を交えながら、背景にある想いや“未来の薬剤師”とともに目指したい医療の姿について、広報の成田からお伝えしたいと思います! ・・・ ひとりの医療人として、後輩

「地域に貢献」を数値管理!? ただの掛け声にしない組織戦略とは?

薬局・薬剤師のコミュニティ「MusuViva!」で2ヶ月に1度開催される薬剤師のオンライントークライブ「Viva! Cast 〜調剤室の小窓から」。 2023年6月に開催された第7回では、前回に引き続き、三重県松阪市の「株式会社メディカルリンク」楢井慎さん、そして楢井さんのオファーをうけた、鳥取県鳥取市の「有限会社徳吉薬局」徳吉雄三さんをお招きしてトークライブを開催しました。 地域のニーズに沿って病児保育など先進的な取り組みを行う徳吉さんと、管理栄養士のカフェや地域イベン

顧客目線で愛される薬局を目指せ! 非薬剤師のはたらきで変わる薬局の姿

薬局・薬剤師のコミュニティ「MusuViva!」で2ヶ月に1度開催される薬剤師のオンライントークライブ「Viva! Cast 〜調剤室の小窓から」。 2023年3月に開催された第6回では、前回に引き続き、福島県会津若松市の「会喜地域薬局グループ」高橋亮太さん、そして高橋さんのオファーをうけた、三重県松阪市の「株式会社メディカルリンク」楢井慎さんをお招きしてトークライブを開催しました。 薬局経営や採用・広報活動などに取り組まれるお二人の共通点は、非薬剤師であるという点。薬剤

「人」の発信で愛される薬局へ! 地域密着型薬局の採用戦略

薬局・薬剤師のコミュニティ「MusuViva!」で2ヶ月に1度開催される薬剤師のオンライントークライブ「Viva! Cast 〜調剤室の小窓から」。 2023年1月に開催された第5回では、前回に引き続き、兵庫県姫路市の「ぼうしや薬局」高橋亮平さん、井上良祐さん、そしてお二人のオファーをうけた、福島県会津若松市の「会喜地域薬局グループ」高橋亮太さんをお招きしてトークライブを開催しました。 Twitterやnoteなどの各種ツールを活かしながら地域密着型の薬局として発信を積極

薬局・薬剤師コミュニティ「MusuViva!」は、一年でどこまで“熱狂”を生み出せたか?

カケハシが薬局・薬剤師さん向けのオンラインコミュニティ「MusuViva!」をオープンして、今年の8月でまる1年! おかげさまで、薬剤師さんや薬局経営者さんのあいだでさまざまなコミュニケーションが生まれています。 今回は、1周年記念で開催した「MusuViva!アドベントカレンダー 2022夏」から、コミュニティメンバーから投稿された実際の記事をいくつかご紹介したいと思います! かなりの長文になりますが、BtoB SaaSのユーザーコミュニティの熱を少しでも感じてもらえた

Musubiのこれから。Musubiユーザー薬局6,000店舗突破のリリースに添えて

こんにちは。カケハシ CEOの中川です。 本日、Musubiユーザー薬局が6,000店舗を突破したというリリースを出しました。 全国の保険調剤薬局の数が約60,000店舗といわれており、そのうち1割の薬局さまがMusubiをご活用くださっていることになります。2017年のサービス開始から約5年。歴史も後ろだてもないなかで生まれたMusubiが今日に至っているのは、ひとえに多大なご支援をくださっているユーザーの皆さまのおかげです。この場を借りて、御礼申し上げます。 創業期

「スタートアップを名乗るなら、今までにないサービスを」グッドデザイン賞受賞のデザイン秘話

先日の発表の通り、私たちカケハシの提供する服薬指導支援ツール「Musubi」が2019年度のグッドデザイン賞を受賞しました!  患者さんと薬局・薬剤師の関係をより良いものにすることを目指して開発されたMusubi。そのコンセプトやデザインがどのように生まれ、磨かれていったのか。サービスデザインに関わるメンバーに、広報の高橋が話を聞いてみました。 ・・・ 患者さんと薬剤師が“同じ画面を見る”という新しいコンセプトーー今回のグッドデザイン賞でも「患者とのコミュニケーションを支

さしせまる遠隔服薬指導の解禁。薬局はどう動くべきか? 薬局向けセミナーを開催しました

2018年12月からスタートしたKAKEHASHIセミナー。3月のセミナーでは、薬局の経営者・管理職の方々向けに、COO・中川が遠隔服薬指導解禁と今後の薬局経営についてお話しました。平日夜の開催にもかかわらず、会議室がいっぱいになるほどたくさんの参加者にお集まりいただきました! 当日の内容をコンパクトにまとめてお伝えします。 ・薬機法改正に込められたメッセージ ・ 遠隔服薬指導解禁の背景と今後の流れ ・遠隔服薬指導の普及率予想 ・患者さんのニーズと薬局の提供価値 ・ 患者さ

「法改正から読み解く薬局の理想像と、今できるアクションプランとは?」薬局向けセミナーを開催しました

KAKEHASHIにて薬局の経営者・管理職向けのセミナーを開催しました。自社開催のセミナーは2018年12月からスタートし、基本的に毎月第2木曜日と第3水曜日で開催しています。今回の講師はCOOの中川。約2時間のイベントで話された内容を、コンパクトにまとめてお伝えします。 ・・・ 中川: 今回は、薬機法改正の話をメインにしながらも他国の実例や経営に関する話題を交えながら、業界全体の大きな視点からお話ができればと思っています。 薬剤師の定義が抜本的に変化2015年に厚生労

経済産業省主催のヘルスケアビジネスコンテストでグランプリ受賞!

こんにちは。広報の高橋です。経済産業省主催「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2019」にCEOの中尾が登壇しました。当日の模様を写真多めでリポートします。 ・・・ プレゼンテーションまでのカウントダウン会場は東京ミッドタウン日比谷にあるBASEQ。2018年3月に開業したとあって、ピカピカ! KAKEHASHIが応募した「ビジネスコンテスト部門」では、事前審査を通過したファイナリスト7社が、今回の最終審査で公開プレゼンテーションを行うことに。 会場前のブースには

これからの時代に“必要とされる”薬局・薬剤師のためのサービスに―Musubiが目指すもの

KAKEHASHIの現在のメインサービスが、クラウド型の電子薬歴システム「Musubi」(ムスビ)です。導入をいただいた薬局の方々からよくいただくのは「Musubiのコンセプトに共感した」という声。Musubiというサービスが、どんな思想のもとで開発されているのか。自らも現役薬剤師であるプロダクトオーナーの永瀬に語ってもらいました。 ・・・ 薬局は「薬を受け取るところ」のままでいいのだろうか?「薬局って、何するところ?」 もしあなたが薬剤師(あるいは医療関係者)でないと

世界最高齢!95歳の現役薬剤師(Musubiユーザー)、ヒルマ薬局 栄子先生がギネス認定!

こんにちは。広報の高橋です。 長らくKAKEHASHIを応援してくださり、Musubiユーザーでもあるヒルマ薬局の比留間 栄子先生が、このたび「世界最高齢の現役薬剤師」としてギネス世界記録に認定されることに!今回は、その記念パーティの模様をリポートします。 ・・・ 会場はおしゃれなイタリアンレストラン。室内には「世界最高齢現役薬剤師 95歳17日 栄子先生おめでとう」の飾りが! 栄子先生のお孫さんである、ヒルマ薬局 比留間 康二郎先生(写真右)が司会進行を、比留間 健

家族に医療人のいる“安心”を、あらゆる人に――KAKEHASHI創業ストーリー

薬剤師の業務負担を軽減し、患者さんへのさらなる価値提供を支援する電子薬歴システム「Musubi」を提供するKAKEHASHI。創業の背景には、代表 中尾の“ある原体験”がありました。今回は、起業のきっかけから、ミッション「医療をつなぎ、医療を照らす」に込めた思い、社名の由来まで、中尾自身に振り返ってもらいました。 ・・・ 薬局、クリニックが“もう一つの家”だった幼少時代。子どもの頃から、自分にとって医療や医薬はとても身近なものでした。というのも、母の職業は薬剤師。小学校低

もうすぐ100人のスタートアップが、それでも組織の透明性にこだわる理由

KAKEHASHIという会社の特徴の一つに、「組織の透明性」というポイントがあります。たとえば、社内のコミュニケーションに活用しているSlackでは90%以上がオープンチャンネルでのやり取り。プライバシーに関わることでない限りは、あらゆる社員がアクセス可能な状態になっています。しかもセンシティブな経営情報をはじめ、何からなにまで、新たにジョインしたメンバーが「ここまで見せちゃっていいの?」と思わず不安になってしまうほどの丸裸状態。なぜそこまで徹底し、こだわっているのか。その意