極上の“Customer Success”は一人にして成らず|オープン社内報「今月のカケハシ」
こんにちは、カケハシ公式note編集部の鈴木です。
先日、ワーケーションを兼ねて大分県の別府に出かけてきました。はじめて足を運んだのですが、過ごしやすい気候、海や山などの自然が近いこと、食やリラクゼーションなどの楽しみが豊かなことなど、たくさんの魅力を感じて、とっても好きだなあと思うに至りました。
その頃、仕事上でも少し急いた気持ちが生まれていましたが、ゆったりとした環境に身をおくことで自分を客観的にみつめる機会にもなりすごく有意義でした……。忙しない日々だからこそ、あえて普段とは異なる日常を送ってみる。そうすることで、仕事との向き合い方もなんだか変わるなあと実感したのでした。
はてさて、そんな間にもカケハシという会社は全速力で歩みを進めております。今号では2023年10月のカケハシをご紹介。毎度おなじみの本記事で、今月もカケハシの一ヶ月を一緒に追いかけていただけるとうれしいです。
🗓️ 今月のカケハシ
まずは、カケハシのプロダクトについてのおしらせやメディア掲載情報など、全体会議で取り上げたトピックスをまとめてご紹介します!
📝 掲載情報
10月もメディアに掲載いただきました🎉
▼ 『経済界』
2023年12月号に社長・中尾のインタビューを掲載いただきました。
📣 カケハシからのおしらせ
noteや Tech Blogなどでも随時情報更新を行っています📝
▼ プレスリリース
▼ 公式note
▼ Tech Blog
🎤 今月のリレースピーチ
カケハシの全体会議では、メンバーが持ち回りでバリューにまつわるエピソードを語る「リレースピーチ」を行っています。一人ひとりの実体験や声を知ることで、改めてバリューを理解し、自身の活動にも活かしてもらうことが目的です。
今回リレースピーチを担当したのは、大手法人向けの導入プロジェクトマネジメントチームでCSとして働く谷川莉彩さん。カケハシ入社後に担当したとあるプロジェクトでの経験を振り返りながら、ご自身の考える「カスタマーサクセスとは?」「カケハシらしさとは?」を語ってくださいました。
「これまで働いてきたなかで、改めてカスタマーサクセスとはどういったものなのか考えてみました。その結論としては、お客様の成功のためにお客様の成功を一緒に考えゴールを立て、そのゴールに向けて伴走していく存在なのではないかと思ったんです。
そして、伴走するためには変幻自在に役割を変えながら、愚直にカタチにしていくことが重要。さらに、一人でできることには限りがあるからこそ、”チームカケハシ”の力がなにより必要なのだと思っています」と、谷川さん。
「価値貢献」「無知の知」というバリューは、周囲の状況を鑑みながら、コツコツと成果を出していくために必要な考え方。「カタチにする」「変幻自在」というバリューは、困難上等の心持ちで、とにかく実行することの大切さを表現しています。
「一人でできること、一部門でできることには限度があります。だからこそ、部門を超えて課題解決をするために、顧客の状況を正しく理解して認識の齟齬がないように進めること、他部門の状況を把握したうえでコミュニケーションを取ることが重要です。
加えて、自分自身の担当領域だけではなく、全体を俯瞰しながら主体性をもって取り組むことも大切なのだと実感しました。信念をもってやりぬくことを念頭に置き、目の前の課題に一つひとつ向き合うことが、仕事を良いかたちで進めるために必要な姿勢なのだと思います」
お客様の多大なるご協力なくては実現できなかったという大型プロジェクトを沈着な姿勢で進める谷川さんの対応力、視野の広さなどを学ぶ機会になると同時に、改めて「自分はバリューに準じた行動ができているのか?」と顧みる機会になりました。
さて、谷川さんからのご指名で次回の発表者に選ばれたのは、「Musubi」の開発チームでエンジニアとして働く松山哲也さん。来月はどういった話題が飛び出すのでしょうか。次回もお楽しみに!
🏆 今月のMVF
カケハシでは「Most Valuable “Furumai(ふるまい)”」通称、MVFの発表を全社会議のなかで実施しています。いわゆる「MVP」ではなくあえて「MVF」としているのは、注目を浴びやすい大きな成果だけじゃなく、その背景にあるたくさんの人のたくさんの“ふるまい”にこそ注目していこうという思いから。
日常に埋もれてしまいがちなメンバーのグッドプレーやファインプレーに光をあてることで、新たな価値貢献のきっかけをつくることを目指して取り組んでいます。今月、おくられたPushは79件、Pushされた人の数は67人にのぼりました。そのなかから印象的だったものをピックアップしてお届けします🎉
バリューに紐づくかたちで本当にたくさんの称賛が集まりました。また、今回は「どんな場面でも必要な“正しさ”をつらぬく」「圧倒的な“フォロワーシップ”が場をリードする」「誰に見られていなくとも自分から“行動”できるか?」などのようにテーマを設けて選定してみました。
どれも印象的だったふるまいですが、個人的にカケハシのメンバーらしいなと感じたのは、最後にご紹介した事例。一言でいえば「お手洗いの紙を交換した」というふるまいに尽きますが、それをあたりまえにできること、そして、そうした仲間のふるまいに拍手を送れること。
そうした一連の流れが、日頃からカケハシで働いていて感じる心地のよさにつながっているのかもしれないな、だなんて感じました。
今月もたくさんのバリューPushをありがとうございました。そして、MVFに選ばれたみなさん、本当におめでとうございます!
🎉 今月のユーザーボイス
カケハシのサービスを使ってくださっているお客さまの声をご紹介するユーザーボイス。今回は、とある薬局さんが「Pocket Musubi」を導入したことで生まれた、患者さんの声をカスタマーマーケティングチームの伊藤さんに紹介していただきました。
お一人での経営を行っているという今回の薬局さん。外来はもちろん、在宅にも力を入れていたりと、地域に愛されることを大切に考え、経営をされています。だからこそ、写真による処方箋の送信をLINEで行える「Pocket Musubi」の必要性を感じられており、実は常連の患者さんのほとんどに「Pocket Musubi」が浸透しているそう。
「本当に便利だよね〜」「多くの薬局で使えるようになったらな〜」といった患者さんからのポジティブな声が届いており、プロダクトの有意義さを実感していただけているとのことでした。また、フォローアップを行う機会も増え、薬以外のちょっとした身体の変化について気軽にご相談をいただくこともあるのだとか。
患者さんの健康を近くで見守る存在として、「Pocket Musubi」がしっかりと役立っている声を耳にし、メンバー一同本当に心温まる時間となりました。今後も、多くの方に愛されるプロダクト開発を目指して、日々邁進していきましょう!
おわりに
今回の全体会議は、実はトピックス数が過去最大レベルともいえるほどボリューミーで、時間内におさまるのかと運営一同ソワソワしたほどでした。が、無事すべてのトピックスをご紹介することができ、さらに、事業の成長を感じられる話ばかりだったためか、チャットも大いに盛り上がりを見せていました。
また、カケハシではPollyというSlack上でアンケート集計のできるサービスを取り入れて、充電具合をメンバー同士で共有しています。果たして、全体会議の前後で充電具合に変化はあったのでしょうか……!
さらに、全体会議の最後にはアンケートを実施し、みんなの意気込みを集計しました。11月初旬開催の全体会議ということで、残り少ない2023年に思いを馳せる人もチラホラと現れてきたようです。後悔のない年末を迎えられるようにコツコツがんばりましょう!
それでは「今月のカケハシ」は以上で締めたいと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。また来月のオープン社内報でお会いしましょう。それでは!